マシン・ショルダープレスの基本

① シート&ハンドル設定(ここが肝)

  • シート高
    グリップを握った時、肘が肩より少し下
  • 背もたれ
    背中〜腰が自然に密着(反りすぎない)
  • グリップ幅
    肘が真下〜やや外に落ちる幅(狭すぎ×)

👉 肘が肩より上から始まる設定は即NG(肩詰まる)

② スタートポジション

  • 胸は軽く張るが腰は反らさない
  • 肩は下げる(すくめない)
  • 肘は前腕が床にほぼ垂直

③ 押し上げる

  • 2秒で押す
  • 真上ではなく、やや前上方
  • トップで肘は伸ばし切らない

👉 三角筋前部〜中部に“面で効く”感覚が正解

④ 下ろす

  • 3秒以上
  • 肘が肩ラインまで戻す(下げすぎない)
  • 背中・肩のポジションを崩さない

❌マシン特有のNGフォーム

  • 腰を反らして押す
    • → 腰&前肩に負担
  • 肩をすくめてフィニッシュ
    • → 僧帽筋優位、首が死ぬ
  • 肘が外に開きすぎ
    • → 肩インピンジメントリスク
  • ロックアウトでガン当て
    • → 負荷が抜ける

重量・回数の目安

  • 8〜12回で限界
  • マシンは重さより軌道支配
  • 反動が出たら即マイナス調整

効かせる小ワザ

  • 親指を軽く添える(握り込みすぎない)
  • 押す前に息を吐いて腹圧ON
  • トップで0.5秒止める

ダンベル/バーベルとの使い分け

  • マシン
    安全・再現性・追い込み
  • ダンベル:
    可動域・安定筋
  • バーベル:
    高重量・全身連動

👉 肩の日のメイン or 仕上げ、どちらもアリ

セルフチェック

  • 肩:
    • すくんでいないか?
    • 耳に近づいてないか?
  • 肘:
    • 肩より下から始まってる?
    • 真下すぎない?
  • 腰:
    • 反ってない?
  • 手首:
    • 折れてない?

肩の正しい可動域(マシン・ショルダープレス)

基本原則

  • 肩は上げない
  • 肩は下げすぎない
  • ほぼ同じ高さをキープ

👉 動いていいのは
肘・前腕・ハンドルだけ

上(押し切った位置)

  • 肘:伸びきらない
  • 肩:
    • すくまない
    • 首との距離は変わらない
  • 首:力が入らない

感覚

肩は「静止」、腕だけが伸びる。
肘がロックしそうになったら、止める。

❌NG

  • 肩が耳に近づく
  • 押し切る瞬間に肩が上がる

→ 僧帽筋・首に逃げてる

下(戻した位置)

正解

  • 肘:

    • 肩の高さまで
    • それ以下には下げない
  • 肩:

    • 前にも上にも動かない
  • 肘:肩の高さまで

  • 肩:前に出ない/上がらない

感覚

肩を“ハンガーに掛けたまま”肘を曲げる
👉 「肘を肩ラインに戻す」だけ

❌NG

  • 肘が肩より下
  • 肩が前に出る
  • 胸が潰れる

→ 前肩を痛めやすい

つまり、肩はどこからどこまで?

❌ 間違い

肩 ↑↓ ↑↓ を繰り返す

✅ 正解

肩 ───(固定)      肘 ↑↓

一瞬でできるセルフチェック

  • 動作中、首の力が入ってない?
  • トップで肩が詰まる感じない?
  • 押すたびに肩が上下してない?

1つでも×なら
👉 重量下げる or 可動域狭める

よくある勘違い

❌「ハンドルを上下させる」
→ 肩が動く/反動出る

❌「腕全体を上げ下げ」
→ 僧帽筋・腰に逃げる

✅「肘をエレベーターに乗せる」
→ 肩に集中

ひとことでまとめ

  • 肩は動かすな
  • 肘を肩の高さの範囲で上下
  • 肩は常に「下げたまま」

これができると
ショルダープレスは
首が楽・肩にだけ効く