VS CodeとTyporaでMarkdownを編集する使い分け

VS CodeとTyporaは、どちらもMarkdownファイルを編集できる。ただし、選ぶ基準は「Markdownを書けるか」ではなく、ファイル群・Git・リンクを管理する作業か、見た目を確認しながら単一文書を書く作業かにある。

観点VS CodeTypora
主な強み複数ファイル、検索、Git、拡張機能、開発作業と一体化見た目を確認しながら文書を書くことに集中しやすい
Markdown表示標準のプレビュー、見出し一覧、リンクや画像の補完を利用できる編集画面で整形結果を直接見ながら入力する
向く作業デジタルガーデン、リポジトリ、リンク修正、コードブロックを含む文書単一の文章、見出し・表・画像を見ながら整える文書
注意点フォルダーを開くとWorkspace Trustの判断が必要になるGit・一括検索・リポジトリ全体の検証は別の手段が必要になる

VS CodeにはMarkdownの見出し一覧、パス補完、画像・ファイルリンクの挿入、リンク検証などがある。基本的なMarkdown編集・プレビューのために拡張機能が必須というわけではない。Markdown and Visual Studio Code

使い分けの目安

複数ノートのリンクを直す/Gitで変更を管理する/コードも扱う
    → VS Code
 
文章の見た目を確かめながら、一つの文書を集中して整える
    → Typora

同じMarkdownファイルを両方で開くことはできるが、同時編集は競合や上書きの原因になる。片方を閉じるか、保存した更新日時を確認してから切り替える。

デジタルガーデンでは、最終的な表示は公開側のテーマや変換処理にも左右される。TyporaまたはVS Codeのプレビューだけを公開表示の完全な再現とみなさず、必要ならビルド結果も確認する。